Adobe Fontsを使おう!

フォントの代名詞といえばMORISAWA(モリサワ)ですね。フォントの種類は多言語を含め1,500書体以上あり、デザイナーには必須のアイテムです。
ところが、文字はパソコン内蔵かフリーフォントでいいやっていう人は、画像編集アプリの他にフォントの契約はちょっぴり気乗りしないかもしれません。
そこでおすすめなのがAdobe Fontsです。
一つでもAdobeのアプリを契約していれば使用でき、種類が豊富でデザインの幅が広がります。

手順1

Photoshopを使用していると仮定して進めていきます。
アプリを使用中に、[書式]>[Adobe Fontsから追加]をクリック。
ブラウザが開きます。

Photoshopのメニューバーにある[書式]にあるプルダウンから。
[開始]をクリック

手順2

ログイン画面が出たきた場合、先にログインします。
ログイン画面が表示されなければ『手順3』へ。

契約しているメールアドレスを入力し、[続行]をクリック
パスワードを入力し[続行]をクリック

「最新の利用条件」と表示されたら[同意して続行]をクリック。
「フォントのアクティベーションが完了しました」と表示されたら、[OK]をクリックします。

『手順3』

Adobe Fontsには色んな検索方法があります。
イメージに合わせフィルターをかけて探す、フォント名から検索する。フォントパックで手軽に検索する。

1、フィルターをかけて検索

任意で探しているフォントの特徴を選択します。
フォント一覧は右側に表示されます。
フォントを詳しく確認したいときは、[ファミリーを表示]を選択します。

Machoは細かなニュアンスが異なる18個のフォントがあります。
[18個のフォントをアクティベート]をONにするとMachoの全てのフォントがアクティブになります。
また、選択することも可能です。その場合は、各フォントの[アクティベート]をONにします。
※[18個のフォントをアクティベート]をONにした場合、各フォントをそれぞれONにする必要はありません。

2、フォント名を検索

検索窓にフォント名を入力して検索します。
例)「TBちび丸ゴシックplusk pro」を検索してみます。
※下にプルダウンが表示されることがあります。

[1個のフォントをアクティベート]をONにします。
フォントが複数表示された場合は任意でONにしてください。

3、フォントパックで手軽に検索

制作物の目的別で複数のフォントを一括で選べる便利なフォントグループです。
Adobe Fontsのページ上部にある[フォントパック]をクリック。

任意のフォントパックを選択します。
[パックを見る]をクリックします。

選択したフォントパック内のフォントを確認し、[180日間アクティベート]をONにします。

以上でAdobe Fontsがアクティブになりました。
Photoshopの画面に戻り、フォントを確認してみましょう。

①Photoshopの文字パネルのプルダウンをクリック。
②Creative Cloudのマークをクリックし、Adobe Fontsのみ表示させてみます。

Adobe Fontsで選択したフォントがアクティブになっているのが確認できます。
アクティブになっていない場合、一度Photoshopを終了し再度開いてみてください。
(元々パソコンにインストールしているフォントは②には表示されません。)


フォントが豊富になればデザインの幅が広がりますが、デメリットもあります。

・フォント一覧から探すのに時間を割くことになり、作業時間が減る。
・アプリの動作が遅くなる。

わずかの差ですが、限られた時間を有効に使うためにも、使用しないフォントはディアクティベートにしておくのがおすすめです!